ニュース
デンソー、「できたらいいな」の実現の道筋になる新ウェブメディア「The COREs」公開
新たなモビリティ社会の実現に向けたコアテクノロジーと働き方を発信
2021年3月25日 12:22
- 2021年3月16日 公開
デンソーは3月16日、新たなモビリティ社会に向けて、テクノロジーやソフトウェア領域を中心とした取り組み、またそれらを支える多様なエンジニアの働き方などについて発信する新たなウェブメディア「The COREs」を公開した。
デンソーはCASEが進展することで、クルマはより複雑で大規模なシステムへと変貌を遂げつつあると同時に、クルマと社会がつながることで、モビリティ社会全体で価値が創られ、提供される時代を迎えようとしている今、新ウェブメディア「The COREs」を通じて、アイデアをカタチにする、これからの新しい当たり前を実現するための“CORE”を多くの人に届けたいとしている。
アイデアをカタチにするためのソフトウェアを中心としたテクノロジーやエンジニアの働き方を紹介することで、新しいあたりまえを実現するCOREが集まる場所での「できたらいいな」の実現の道筋になるメディアを目指すという。
なお、3月16日の公開に合わせて5つの記事が掲載されている。
自動運転やコネクティッド、電動化に向けて、クルマがより複雑で大規模なシステムへと変革する中、各システムを具現化し、今ソフトウェア領域において、さらなる進化を遂げようとしているデンソーの魅力とともに、「モビリティ社会のTier1」としてデンソーだから提供できる価値や思いを、ソフトウェア開発の総責任者(Chief Software Officer)である林新之助氏と技術顧問である及川卓也氏の2人が語る。
デンソーのソフトウェア開発のキーとなるのが、エンドユーザーの体験的価値を追求するために2018年に発足したUXイノベーション統括室。この組織をリードするUXのプロフェッショナルである崔晋海氏に、なぜモビリティにUX開発が必要なのか? UXを通じてどのような社会を実現しようとしているのか? HEART CATCH代表兼プロデューサーの西村真里子氏がインタビューを実施。
CASE(コネクティッド、自動運転、シェアリング、電動化)と呼ばれる領域で革新的な技術が次々に発表され、「100年に1度の大変革期」といわれている自動車業界に、「Mobility IoT Core」はどんなインパクトを与えるのか。開発を統括している基盤システム開発室課長の田内真紀子氏が語る。
交通事故ゼロを目指し、ドライバーの安全についての意識を変えるアプリ「yuriCargo」の開発について、情報通信事業部 クラウドサービス部 デジタルイノベーション室 ビジネス開発課 課長の金子由美氏をインタビュー。
今のスーパーコンピュータでは何千年もかかるような複雑な問題も一瞬で解けると言われている「量子コンピュータ」の実用化は今どこまで近づいているのか? どんな可能性を秘めているのか? 量子コンピュータ研究に取り組む入江広隆博士に量子コンピュータの今と未来のビジョンを問う。