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発売から1周年、パイオニア「NP1」の“生みの親”常務執行役員 坂本雅人氏にこの1年の進化とこれからを聞く

パイオニア株式会社 常務執行役員でNP事業本部長 兼 デザイン部担当の坂本雅人氏に、“会話するドライビングパートナー”「NP1」が1周年を迎えた感想やこれからの発展について聞いた

 パイオニアのAI搭載通信型オールインワン車載器「NP1」が、2023年3月2日に発売開始から1周年を迎えた。

 NP1は118×36×93mm(幅×高さ×奥行き)のコンパクトなボディに、音声でやり取りをするスマート音声ナビ、そして前方と車内/後方カメラの次世代通信型ドライブレコーダーを搭載。また、クルマWi-Fi(有償オプション)やドライブ中の地理的なトピックを教えてくれる機能などを搭載した車載器だ。

 また、通信を使用することから音声認識の精度、返答のバリエーション、NP1が発話する情報の量や質などが適時アップデート。加えてOTA(Over The Air)による大型アップデートを年に4回行なうので、購入後に「機能が増える、使い勝手が進化する」というこれまでにない特長を持っている。

パイオニアのAI搭載通信型オールインワン車載器「NP1」
IoT機器でありクラウドと通信しているゆえ、各種アップデートが頻繁に行なわれており、購入後も新機能がどんどん追加されていくのが特長

 3月2日に1周年を迎えたNP1はパイオニアとしても新たな分野となる製品だっただけに、発売までの道のりは楽ではなかったと思う。また、ユーザーも初めて手にする種類の製品なので、市場の声もいろいろあっただろう。

 そこで今回はNP1の生みの親であるパイオニア 常務執行役員でNP事業本部長 兼 デザイン部担当の坂本雅人氏に、1周年を迎えた気持ちやNP1にまつわるエピソード、そして今後の展開などを伺った。

発売開始がNP1の本当のスタート

「NP1が大好き」と語る坂本常務執行役員

――NP1が1周年を迎えました。まずは心境をお聞かせください。

坂本氏:おかげさまでNP1は新しいカテゴリーの商品ながら徐々に販売実績を伸ばしており、うれしく思っています。ただ、われわれの意識ではNP1は「出しておしまい」の商品ではありません。

 従来の商品であれば発売を開始した時点でわれわれの手は離れます。あとは品質サポートなどを行ないつつ商品の寿命が尽きるまで使っていただくものですが、NP1はそうではありません。ユーザーの皆さまからの声をいただいて、そのニーズに応える形で日々改善を行なっています。もっと魅力的な商品にするためにできることは、たくさんあるのです。

 なお、発売から1年の間、計4回の大型アップデートを行ないました。これまでにAlexaへの対応や、コエ替え(声優・悠木碧さんの声の追加など)、遠隔監視「マイカーウォッチ」、そしてパートナー企業さまと連携した10万件を超えるスポット情報の追加を行ないました。

 このようにNP1ではプロダクトをサービスや機能を拡充することで、進化・成長させることができます。このような経験はこれまでの製品開発にはないものです。それだけにこの1年はエキサイティングな時間でした。

NP1はスマートフォン専用アプリ「My NP1」と連携してさまざまな機能が利用でき、2022年12月にはセキュリティ監視機能「マイカーウォッチ」を追加した。写真は2023年3月20日現在のサービス状況(スマホアプリ My NP1画面より)
2022年9月に行なわれた大型アップデートではユーザーから要望の高かったという「コエ替え」機能を追加。明るい声、落ち着いた声とともに、声優・悠木碧さんの声(優しいver・かわいらしいver)の計4種類が追加された(スマホアプリ My NP1画面より)

――改めてNP1の音声案内でこだわった部分、また特徴的な部分を教えてください。

坂本氏:音声中心のHMI(Human Machine Interface)の搭載は、われわれにとって大きな挑戦でもありました。製品化に向けて十分な評価を行なっていますが、ユーザーの使い方は千差万別です。

 NP1は音声認識で操作や情報を伝えるので、使い勝手を改善するためのアップデートも必要です。そこで音声認識のメインの部分をクラウドに置くことで、アップデートを迅速に行なえる体制を整えているため、NP1の音声認識力は日々成長しています。

 また、サービス開始時は対応していませんでしたが、天気や時間をNP1に聞くこともできるようになりましたし、「ありがとう」と返すと「どういたしまして」と返答するようになりました。まるで助手席のパートナーと会話を楽しんでいるかのような未来体験を、NP1を通して提供したいと考えています。

 このように音声にこだわる根本にあるのは、手を使わなくていい(ハンズフリー)、凝視しなくていい(アイズフリー)、ストレスを感じない(ストレスフリー)を目指そうという思いでした。進化する車内空間において、これらはすごく重要なことだと考えています。

――NP1の登場はこれまでのパイオニアのカーナビゲーションシステムに何か影響を与えるものでしょうか?

坂本氏:NP1をきっかけに従来のモニターがあるカーナビから主軸を切り替えるようなことは考えていません。実際、楽ナビやサイバーナビの新製品を発表しましたし、これらの製品でモニターに表示される情報はとても美しいものです。

 ただ、昨今の新型車では純正カーナビがはめ込まれてきていますので、インテリア空間の中でわれわれが踏み込める領域はだんだんと狭くなっています。モニターがあるカーナビについてはこれからも魅力的な商品が誕生するでしょうが、それと同時にこれまでにない発想をもって、未来のプロダクトを企画・開発することも重要だと考えています。

 また、NP1はIoT機器でありますし、クラウドを使った新しい技術でもあります。そのような車載器を発展させていくことは技術力を高めていくことでもあり、テックカンパニーとしての強みが増すことにつながります。

 ちなみに4回目のOTAで行なったお出かけスポットの紹介(るるぶトピック/いーこよトピック/スシロートピック)は、完全にクラウド連携です。このOTAではパートナー企業さまとの連携により10万件を超えるお出かけに関する情報とリンクしました。車載器を買い替えなくても、NP1なら「通信」で機能が増えていく。昨日できなかったことがいつの間にかできている。手前味噌で恐縮ですが、これって凄いことだよなって思ってます(笑)。

――いまさらそれを聞く? という感じではありますが、NP1という名前、この意味を教えてください。

坂本氏:これはNEXT PIONEER・NEXT PRODUCT・NEXT PLATFORMという意味です。NP1はIoT機器なのでクラウドでつながることをベースとし、あらゆる領域のパートナー企業さまと連携することで、多種多様なサービスが提供できるものです。NP1という名称には、世界を広げ、さまざまなサービスを提供するプラットフォームを構築していくというビジョンが込められています。

音読み、訓読みの使い分けは地域によって異なる

――質問というよりは私が個人的に使用した感想なのですが、NP1はほしい情報を得るためだけではなく、簡単な会話もできる点が使っていて楽しいなと思います。

坂本氏:ありがとうございます。「NP1」と話しかけることをわれわれは「プル」と呼んでいます。これは話し手が引っ張り出してしゃべらせるという意味です。加えてOTAで拡充した運転が楽しくなる情報を届けるドライブトピックでは、走行中付近にある面白い情報、有益な情報を教えてくれるだけでなくスマホでその情報を取ることもできます。これを「プッシュ」と呼んでいます。

 機能が増えることでNP1はおしゃべりになるので、時にはノイズだと感じる人もいるかもしれません。そのため発話をするときに「空気を読む」ことが必要ですが、その空気を読むエンジンもNP1には組み込まれています。

 例えば、交通量の多い道路を走行しているときに、突然観光情報を発話されると運転の妨げになりますよね。その場合は前者が優先されるようになっています。あとは生活圏と生活圏以外をプロットすることで、家の近くで観光スポットの案内をすることがないような制御をしています。今後はスマホで発話の仕方のレベルを設定できるようするなど、随時アップデートしていく予定です。

 また、これは未来の話のことですが、NP1と会話を楽しむために「会話のやり取り」ができるようにしていきたいと思っています。だいたい2回くらいの言葉の返しであれば、運転の妨げになることなく会話として成立するのではないでしょうか。これはなるべく早く実現したいものです。

空気を読んで発話するということまで行なっているNP1。坂本氏は今後について、「例えばドライブスポットの案内などで簡単な会話ができるようにもしていきたい」と語った

――使う楽しみが増えるだけでなく、気持ちよく使えるように進化するわけですね。そのほかユーザーから届いているリクエストにはどのようなものがありますか?

坂本氏:先日追加した機能に声優の悠木碧さんの声で案内するコエ替えがありますが、こちらはとても好評です。そしてほかの声優さんの起用も希望されるご要望は多くいただいています。

 通常の操作でいうと「言葉の言い換え」です。言いまわしは人それぞれ異なります。たとえば「やめる」「やめたい」「やめて」など、これらは全て同じ意味を指しています。あらゆる表現に対応できるようにしています。関西の方から関西弁への対応を求める声をいただいていて、それもやっていきたいのですが、まずは標準的にしゃべることへのバリエーションを増やしていくことを進めています。

 それと、現在は対応済みですが地名の読み方違いもありました。これまでのカーナビはモニター上に「漢字」で表示されるので読み方はなかったですよね。この読み方もデータベースを作っていますが、実際の場所に行くと違う読み方をされていることもたくさんあったのでその点もイッキに直しました。

 例えば「外環」のことを東京では「がいかん」と言いますが、大阪では「そとかん」というなどです。音読み、訓読みの使い分けは地域によって異なることが多いようでした。こうしたご指摘はわれわれに直接届くというより、ユーザーの方が利用しているソーシャルメディアに書き込まれることが多いので、そこも参考にさせていただいています。

 さらに弊社内や販売店さまからの意見も上がってきます。社内で参加しているのは500名くらいかな、とにかく意見を言えるスレッドがあるのですが、皆さんここにすごく書き込んでくるのです。身内と言うこともあって厳しい意見が多いですね(笑)。ちなみに弊社の社長(矢原史朗氏)もNP1を使っていて、気になることがあったらどんどん書き込んでいます(笑)。

 それらを読むだけでも大変ですが、これはわれわれにとってはありがたいものです。とくに販売担当のパイオニア販売は全国にあり、パイオニア販売経由で先ほどの地名を含めて全国の情報がどんどん集まります。

 その修正数は名称の言い換えで約5700件、ジャンルの入れ替えで約1700件など、すべてあわせると1万件近い修正をすることができました。もちろん最初の情報もキチンと調べたものでしたが、地域ごと、人ごとにいい方も変わる。声で操作するNP1では呼び方は大事なので修正も増えるということです。

 従来の商品では、そうした声は次の製品に生かされていくものです。一方でNP1はクラウドとつながっており、随時アップデートすることでユーザーの満足度を上げることが可能な製品です。NP1を作るときは「カスタマーサクセスをしっかりやろう」という目標もあったので、多くの声を積極的に聞いています。

NP1への呼びかけワードについて知りたい方はこちらを参照してほしい

――車載器として作られているNP1ですが、スマホや家電とは違う「自動車部品」としての目線をお持ちだと思います。その点について教えてください。

坂本氏:弊社ではOEM向けの車載器もたくさん手掛けていますので、車載器作りの知見には長けています。そのため車内で使用する機器に必要なもの作りの基準がしっかりできています。NP1もそこに標準を合わせて作っていますので、車載器として十分な品質が保たれています。

 NP1はフロントウィンドウに取り付けるので、直射日光の影響を大きく受けますし、内部には高性能な半導体チップが使われていますのでその発熱もあります。そのような環境の中で問題なく動作するための工夫として取り入れているのが、ボディ外側に設けている「庇(ひさし)」のような造形です。これはデザイン性で設けたところもあるのですが、庇とメインボディの間に断熱の目的で空気層を配置し、直射日光から本体を守る遮熱の働きを持たせています。

 また、万が一の事故のとき、乗員に余分なダメージを与えない意味で外観デザインに突起部などを設けておりません。ですので、NP1に関してそうした品質への苦情はこれまで1件もありません。

坂本氏が指で指している部分が遮熱用の「ひさし」であり、メインボディの間に断熱の目的で空気層を配置している。そのほかにもパイオニアが培ってきた車載器としての耐久性を満たす作りが施されているという
NP1は本体に付く基台をフロントウィンドウに貼り付けるが、ここに使う粘着テープも精査して選んでいるので「絶対に落ちません」という。その自信がありつつ落下防止のサポート基台も用意しているところが製品としてすばらしい

音響機器メーカーとしてスピーカーの鳴らし方は熟知

――ボディが小さいわりに重量が300gほどあるのは、熱対策への作り込みや機能が詰まっているからなのですね。ところで音声でのやり取りに関しての作りはどうでしょう?

坂本氏:NP1には小さいスピーカーが入っているのですが、声で情報を伝える機器なのでスピーカーをしっかり鳴らす必要があります。使われていると分かると思いますが(筆者はNP1ユーザー)、NP1は車内がうるさい状況でも割とはっきり声が聞こえます(筆者うなずく)。スマホのスピーカーの聞こえ方とは全然違うでしょう。

 弊社は音響機器メーカーとして創業していますので「鳴らし方」についてはよく分かっています。NP1の内部スペースは狭いものですが、筐体の中の空間をうまく共鳴枠として利用することで音の聞こえやすさを実現しているのです。なお、マイクについてはユーザーの声をしっかり逃さず聞き取るため2つ入っています。

 NP1は機能から見るとコンパクトに収めてありますが、中身の工夫は相当なものです。そしてそれをまとめるのも大変です。設計の人間は機能を重視し、デザイナーは見た目をカッコよくするのを追求しますので、双方の考えがせめぎ合い、そこから生まれた形状なのです。

――取り付け位置についてはいかがですか。クルマによっては視界に入って気になるという声もあります。

坂本氏:コンパクトに収まっているとはいえ、クルマによってはNP1を運転席側に付けたとき(推奨位置)に、NP1が視界に入ってそれが気になるという声もいただいています。

 そんなときはNP1を付ける位置を助手席側へずらすなどの対応も可能ですが、クルマによっては取り付け位置とマイクの指向性が大きくずれることから、マイクの認識率が低下するのではないかという懸念もありました。

 そこで現在、マイク感度のアップデートをしています。ちなみにちょうど最終確認をしていて「大丈夫だね」という段階です。もう少し検証したら皆さまへ推奨のご案内をします。

車内が騒がしくても聞き取りやすいようスピーカーの鳴らし方にもパイオニアならではの工夫があった。そしてマイクの集音性のアップデートも行なっているので取り付け場所の自由度が増える予定

――NP1には車速センサーがないようですが、自車位置の計測はどうなっているのでしょう?

坂本氏:一般に使われるGPSのほか、準天頂衛星「みちびき」からの信号を利用した測位も使っています。そのためより正確な位置情報を得ることができます。また、現在はBluetoothでつないだスマホの位置情報とも連携できるようにしているので、自車位置の精度はさらに高くなっています。

 当初はトンネル内で自車位置が止まってしまいましたが、現在は日本一長いと言われる首都高速 中央環状線山手トンネル内でも止まりません。いろいろな推測技術を使うことで車速パルスがなくても自車位置が止まらないようにしています。

 これは新しい機能ではなくて、2022年夏にお客さまからの声を反映し、今ある機能をより使いやすくアップデートしたものです。このときは大型アップデートとはいっていませんが、実は大がかりなものでした。

――どんどん成長するNP1、今後の展開はどのようなものがありますか?

坂本氏:OTAの場合はクラウドとNP1の両方をアップデートするので、その際はアップデートの準備が必要なので多少の時間が必要ですが、クラウドの情報のみでしたら随時できるのが強みです。ですので、地名の読み方違いなどは毎日でもアップデートできます。

 その特徴を生かすため、今後はユーザーコミュニティのようなものを作って修正箇所だけでなく、ご要望などを挙げられるようにしていくことも考えています。これは大変なことですが、より多くの声をいただくことができればNP1の成長スピードが上がることになりますから多いに意義があると思っています。

――NP1にはドライブレコーダーの機能もあります。こちらの評判はいかがでしょう?

坂本氏:実はNP1に搭載されている「次世代通信型ドラレコ機能」の評価が高く、これを理由にした購入が想定よりも多いのです。

 弊社で行なった20歳~60歳のクルマ保有の男女1000名を対象にした調査でも、「録り逃しがあるのでは?」という不安を感じていた人が全体の約5割もいましたし、量販店さんや保険会社の方にお話を伺うと、SDカードの不備などで事故時に録画データが録れていなかったケースも少なからずあるようです。

 NP1は他のドライブレコーダー同様、常時録画のデータはSDカードに保存をするのですが、通信型のドライブレコーダーなので、衝撃時などの大事な録画は同時にクラウドにアップされるので、もしSDカードが壊れていたとしても大事な録画データを録り逃すことはありません。また、録画時にはスマホに通知してくれたり、SDカードを取り出すことなく事故現場でもすぐにアプリで確認できるなどの操作性についても評価いただいているようです。

 また、別売りの駐車監視用電源ケーブルの付帯率も非常に高く、2022年12月に実施した大型アップデートで追加された、離れた場所からでもNP1のカメラや位置情報と共にクルマの状況を遠隔監視できる「マイカーウォッチ機能」はお客さまからも販売現場からも好評です。

 これは従来からの駐車中の当て逃げなどの懸念や、昨今話題になっている盗難のニュースなどセキュリティ面の意識が高まっているからだと考えています。

 これまでになかった機能として、NP1には「写真を撮って」「録画して」という発話でフロントカメラが写真や動画を撮り、それをクラウドにアップする機能もあります。こちらも非常に人気があるもので、ドライブ中に見た綺麗な景色や遭遇した事故現場、気になるクルマなどをこの機能で記録するなどさまざまな使い方がされています。

NP1のドライブレコーダーはSDカードに常時保存するだけでなく、衝撃を感知した場合は自動的にクラウドへアップされるので録り逃し、記録未回収がない。動画や写真はNP1に呼びかけるだけで撮ることができ、データは自動アップロードしてくれる

4400円(10日間)のレンタルで試すこともできるNP1

 以前もCar Watchで坂本氏のインタビューを掲載したことがあったが、そこで坂本氏はアメリカの古い人気ドラマ「ナイトライダー」に登場する「ナイト2000」の名前を出し、NP1では最終的にナイトライダーの世界観を目指したいと語った。

 ナイト2000とはAI搭載のクルマで高度な自動運転をこなし、同時にドライバーである主人公と会話をするわけだが、その内容は「命令と返答」というよりも「相棒」とのやり取りだ。つまり会話からは「信頼感」が伝わってくるものと記憶している。

 坂本氏が育てるNP1が会話する機能を持って目指すものは、便利の先にある信頼なのかもしれない。もしそうだとすると、幼いころに夢見た世界観の実現であり、ユーザーから見てもとても魅力的だ。

 では最後に、NP1を体験する方法について紹介したい。NP1は全国のカー用品店やインターネットのショッピングサイトに加え、パイオニアの「公式オンラインショップ」から購入できる。

 本体+通信+サービス利用料1年分付きのベーシックプランが6万5780円(2年目以降の通信+サービス利用料は1万5840円/年)。そして通信+サービス利用料を3年分としたバリュープランは9万3500円(4年目以降の通信+サービス利用料は1万5840円/年)となっている。また、2023年5月7日までの期間限定で現金2万円をキャッシュバックするキャンペーンも行なっているので、欲しい人はこのキャンペーンをぜひ活用いただきたい。

 さらにNP1を体験しやすくするための「お試しプラン」を2022年10月より開始している。内容は10日間、もしくは30日間の間、NP1をレンタルできるというもので、費用は10日間で4400円、30日間で6600円(ともに期間中の通信+サービス利用料含む)。なお、往復の送料は無料だ。

 レンタルして気に入った場合は使用中のNP1を買い取ることもできる。その際の価格はお試し料金を引いたものだが、これは好評のようでサービス開始以来、申し込みが多く、使った結果そのまま買い取りで継続利用となるケースが多いそうだ。

 この記事でNP1に興味を持った人でも「やはり自分で使ってからでないと」という場合は、お試しプランを利用してみてはどうだろう。

こちらは10日間、及び30日間の間、NP1をレンタルできるプラン。気に入ったらそのまま買い取りも可能

Photo:安田 剛