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SkyDrive、空飛ぶクルマのフライト 大阪・関西万博会場で初披露
2025年4月9日 21:32
- 2025年4月9日 発表
SkyDriveは4月9日、「空飛ぶクルマ」の実機を大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)のメディアデーで初公開、同会場でエキシビション飛行を実施した。
SkyDriveでは公開フライトに向け、2024年より愛知県豊田市の自社飛行試験施設にて飛行試験を積み重ねてきたといい、万博会場内ポート「EXPO Vertiport」にて実施された「SKYDRIVE(SkyDrive式SD-05型)」の公開フライトでは、高度約5m、飛行時間は約4分間、パイロットは搭乗せず、自動制御とリモート操縦での安全を徹底した運航となった。今後、2025年夏には二地点間飛行・周回飛行することを計画している。
SkyDriveは、2023年2月に大阪・関西万博 未来社会ショーケース事業出展の「スマートモビリティ万博」における空飛ぶクルマの運航事業者に選定され、大阪・関西万博を最重要マイルストーンと設定して機体開発を推進してきた。
SkyDrive 代表取締役CEO 福澤知浩氏は、「空飛ぶクルマはCO2排出を抑えた、持続可能な社会に向けたクリーンモビリティであり、また静粛性に優れ、街に馴染むエアモビリティです。これから幕を開ける大阪・関西万博では、“日常的に空を移動する未来”を感じていただきたいと思います。なお、大阪においてはOsaka Metroさまと『新大阪・梅田』『森之宮』『天王寺・阿倍野』『ベイエリア』の4つのエリアを結んだ『大阪ダイヤモンドルート構想』を発表しました。このように、万博後の社会実装に向けた計画も日本各地で進んでおります。引き続き空の移動革命を現実のものとするため、機体開発、事業開発に尽力してまいります」とコメントしている。